イギリス'06-3の16
〜イギリス出張１５日間〜

BATH

ストーンヘンジからソールズベリーを経由して

バスに到着

まずはローマン・バスの見学ですが

KING'S AND QUEEN'S BATH
とある
（これは後ほど説明しよう！）

ROMAN BATH の入り口はこちら

すごい人の数です

大道芸人も出て

火を使ったジャグリングを見せている
個人見学の人は並んでいますが
これなら飽きない

我々は団体なので・お先に失礼して中に入ります

音声ガイダンスがついていて

ボタンを押すと日本語でも説明してくれます
説明のキャラクターは上の人々

プレートによる説明もある

はい！　これがローマン・バス！

こうやって写真に撮ると案外狭く見えます
冷静に考えると
２５ｍプールぐらいですからねえ

かつては屋根が掛かっていました

今は崩れ落ちてしまっています

ローマ人らしい作り方で
今もって機能している
殺菌していないから入っちゃいけないらしいけど・・・

バスクリンのような色

勿論・天然色です

かつては・水位が高かった

今は・下がっちゃったけど

ここからお湯を引き込みます

こちらが源泉

うーむ・確かに神秘的

神殿付きの沐浴場であった

これは気で作られた模型
祀られているのはミネルヴァ神

崩れてしまった軒の彫刻

（室内撮影は悉く失敗しています）

もう一度・源泉を眺めると

鉄分が含まれていて・かつての水位の処に標がついています

泡がプクプク

これが不思議だったらしく
（沸騰している訳ではなく水に含まれているガスが気化しているだけ）
周りを塀で囲って・ローマ人は立ち入らなかった
のだそうですが・・・

これがミネルヴァのマスク

黄金で出来ている
ローマ人はここに参詣に来て沐浴し
遊んで帰った

発掘された遺物の一部

（撮影失敗例）

こちらは床を飾ったモザイクタイル

一部欠損

発掘遺物・その２

水道用に運ばれた鉛のブロック

（これを見ているあなたの目がおかしいのではなく，手ぶれです）
（以下同様・悪しからず）

掛け流しで余ったお湯は下水に利用

というところが
ローマ人らしい合理性

再発見当時の様子

イギリス人はこれを再利用し
王様も利用したという訳

源泉掛け流し・と・今なら宣伝しますよねえ

もう・冷たくなっているのかと思いきや

ここで・手を入れると
なんと
！適温！
素晴らしい

泡プクプク再び

病人には呑むことも勧めたそうです

この上がポンプルームですが
現在はレストランとして使用

王や女王は病人用に階段を付け
座らせて湯治させてやったらしいのです
なるほど
茶色い水位では長湯は難しい
イギリス人は特に神聖視はしなかったので
源泉に直に入りました
とさ

こっちもベンチ式

来た記念に一枚

ローマ時代の剣だ！！

こういうものも発掘されている

ローマ時代後期から拡張に拡張を重ね

入り方も湯に入るより
奴隷に火を焚かせて
サウナのように入るスタイルも出来たそうです
そして・真水のプールも用意された

地下深くからお湯が湧き出ている様子を説明しています

でも・なぜ・ここに？
不思議だなあ

ポンプルームから三度源泉を見下ろします

トイレの看板には

今も温泉のエネルギーを使っている
という説明書きがあった

さて・・・・町を歩きましょうか・・・・

さらば・ローマ時代よ・・・

町は店・人・店・人・店・人・人・人・人・・・・

イギリス有数の観光地だけのことはある

歩き回っていたら

裏からローマン・バスを見ることに

アビー（教会）の上を旋回しているのは

かもめ・かもめ・かもめ・・・・・

朝見られなかったマグナ・カルタを見にソールズベリー・カテドラルに戻りましたが

チャプターハウス内は一切撮影禁止でした
大きな円形の建物です

残念至極

明日は・ウィンザー城を見て・ヒースローからシャルル・ド・ゴールへ移動

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最終更新日 : 2006.03.26